解説がものすごい量あります(15ページ)。印象派の入り口ともなった曲で「アンティークシンバル」など変わった楽器を用いていますから至極当然のことでしょう。
少し古い論文ですが、原作の詩の内容から和声の解説までなされていて、大変お買い得です。
ドビュッシー~ ドビュッシー
オイレンブルクスコア サティ 3つのジムノペディ(ドビュッシー編曲) (オイレンブルク・スコア)4118941309


ピアノ譜と思いきや
表紙をどんなに見ても何も書いてませんが,これはピアノ譜ではなく,ドビュッシーがオーケストレーションしたジムノペディ3番1番の総譜と,その後に2番のピアノ譜がついたものでした。私が不勉強だっただけなのでしょうが,飛び込みで買おうと思っている方はご注意を。
弦楽四重奏 (スコア&パート) CD001 ドビュッシー 亜麻色の髪の乙女4873141613


寂寥
クラシック音楽というのは雄弁な音楽だ。 歌詞がない分、聴き手に世界が委ねられる。 私はピアノを弾く前に、まずは世界を構築する。 この曲は、どういった場面を表しているのか。 それをひたすら頭で考える。 それから、指を鍵盤にのせ、その曲を捧げたい人 をイメージして弾くのだ。 おそらく、昔私を教えた先生が「世界の構築→演奏」 という手順をみっちりとたたき込んだからだろう。 世界の構築をせずにはなかなか弾けない。 感情が強弱であり、鼓動はテンポとなるからだ。 ドビュッシーの曲は、いつももの哀しい世界を 連想させる。小雨の降った日などはドビュッシー日和 とも言える。 クラシックで初めて泣いたのはドビュッシーを 聴いたときだった。大きな喪失感、虚無感を感じ、 哀しくなって静かに泣いた記憶がある。 映画「リリィシュシュのすべて」でドビュッシーの 曲が多用されていたが、もしかすると岩井俊二監督も ドビュッシーに哀しい世界を見たのかもしれない。
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